総額6億円の韓国も仰天…日本の五輪報奨金“大盤振る舞い”

公開日: 更新日:

 代表選手にとっては朗報だ。

 日本オリンピック委員会(JOC)は7日の理事会で、「オリンピック特別賞表彰規程」を改定し、金メダルの報奨金を300万円から500万円に増額することを決めた(銀200万円、銅100万円は据え置き)。

 92年アルベールビル冬季五輪で報奨金制度が設けられて以来、初の増額となった裏には隣国事情があるともっぱらだ。

 韓国はリオ五輪のために過去最高額の69億ウォン(約6億1100万円、パラリンピック含む)の報奨金を用意。金メダル6000万ウォン(約531万円)、銀3000万ウォン(約266万円)、銅1800万ウォン(約159万円)を支給する。韓国がそうであるように、日本も韓国には強い対抗心を持っている。金メダルの「ご褒美」で大差をつけられたらJOCも格好がつかないのだろう。

 その韓国で話題になっているのが、112年ぶりに実施されるゴルフの報奨金だ。韓国ゴルフ協会は独自に、金メダルを獲得した選手に3億ウォン(約2655万円)もの大金を出す。これは韓国大企業の平均年収の約4・3倍だ(銀1327万円、銅885万円)。国民はゴルフ協会の気前のよさにたまげているそうだが、韓国の五輪代表選手たちがぶったまげたのが、「大盤振る舞い」の日本企業だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動