飛び交う憶測 ゴルフトッププロ五輪欠場に“ドーピング説”
今や世界のプロゴルファーは「パワーゴルフ」の時代に突入。男子プロは300ヤード以上の飛距離がなければ、ツアーで上位争いはできないといわれている。日々の筋力トレーニングは当たり前で、筋力増強剤に頼っている選手がいたとしても不思議ではない。
112年ぶりに五輪に復活したゴルフが世界で注目されれば、競技の普及に大きく貢献するのに、PGAツアーはトッププロたちの相次ぐ欠場表明を黙認しているのだ。
「仮に五輪の厳しいドーピング検査でツアーの看板選手に違反者が出れば、PGAツアーも出場停止にせざるをえない。そうなればツアー自体の価値が低下する。多数のトッププロが五輪を欠場することは、むしろ歓迎しているのではないか」と、ある国内ツアーの関係者は言うのだが……。