バド日本ダブルスすべて白星発進も メダルには難敵ズラリ
リオ五輪バドミントンは各種目の1次リーグが始まった。ダブルスは男子、女子、混合とも16ペアが出場。4ペアずつ4組に分かれて1次リーグを行い、各組2位までが準々決勝(決勝トーナメント)へ進む。
女子ダブルスは、3月の全英オープンで38年ぶりの優勝を手にしたA組で第1シードの高橋礼華、松友美佐紀組(世界ランク1位)が、初戦でグッタ、ポンナッパ組(インド)を2-0で退けた。「タカマツ」ペアは、実力差のあるタイとオランダも撃破して、ベスト8進出は堅い。
女子ダブルスはロンドン五輪で藤井瑞希・垣岩令佳組が銀メダルを獲得。「タカマツ」ペアは、中国の6連覇を阻んでの金メダル取りが託されている。
男子は、D組の早川賢一、遠藤大由組が柴飆、洪煒組(中国)に接戦の末、2-1で勝利。世界ランクでいえば8位と5位。格上相手の1勝は大きいが、次戦のインドネシアは、昨年の世界選手権優勝のムハンマド・アーサン、ヘンドラ・セティアワン組(同2位)で一度も勝ったことがない強敵だし、同21位のインドも侮れない。早川・遠藤組は昨年の世界選手権3位。今年の全英でも準優勝しているものの、1次リーグ突破は女子ほど簡単ではない。
混合ダブルスはD組の数野健太、栗原文音組がアレンズ、ピーク組(オランダ)に2―0で勝った。