ミラン退団は既定路線 本田が見据えるMLS移籍と“その先”

公開日: 更新日:

「本田とミランとの契約は17年6月まで残っているが、移籍市場が解禁になる年明け1月に放出されることが内定。チームから『どのクラブと自由に移籍交渉を進めても構わない』と通達され、本田も今季は冷や飯を食らうことは分かっている。本田サイドには今季前に英プレミアリーグ、スペインリーグなど中堅クラブから問い合わせがあったが、本田には聞く耳がなかった。それは移籍先の本命を米国プロリーグMLSに照準を合わせ、積極的に動いているからです。すでにMLSの人気クラブであるLAギャラクシー(ロス)と折衝を重ねており、基本合意に達しているともっぱらです」(前出記者)

■プレーより経営に専念

 本田は昨年12月、ロスでサッカー教室を開催した際、現地記者に「世界でも発展しつつあるリーグ。ここには有名選手も多く来ている」と発言した。LAギャラクシーには、かつて元イングランド代表のMFベッカムも在籍。「LAギャラクシーのホンダ」は、それなりの注目度をもって迎え入れられ、「名門ミランの背番号10が米国に移籍する」ことにつきまとう都落ち感も少しは解消されるだろう。「本田のLAギャラクシー入りは通過点に過ぎない」とサッカー関係者が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…