ドラ1ら11人を戦力外 阪神は“金本イズム”で編成にもメス

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■膿を出し切る好機

 そんな中で、今秋ドラフトに関する動きがあった。複数球団が1位指名を検討している佐々木千隼(桜美林大)の1位指名が内定。昨年1位の高山俊に続き、「金本監督の要望が通った」ともっぱらだ。

「近年の阪神監督は、真弓、和田と、フロントと意見対立しない人物が続いた。金本監督は編成についてもしっかり意見を言う。これを面白く思っていない人間もいるようですが、坂井オーナーが後ろ盾になり、一定の編成権を与えている。ドラフト1位で取った選手が育たず、今季はヘイグの補強も失敗。最後の7連勝で5位は免れたものの、フロントの無能さがハッキリしたわけですから、今オフは膿を出し切る好機です。金本監督に発言力があるうちに、編成にどんどんメスを入れるべきです」

 とは、阪神OBである。

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