過密日程と重圧で臀部悲鳴…錦織圭に今季“閉幕”の恐れ

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「どこかのショットで痛めてしまった。ジャパンオープンでリタイアという最悪の結果。(臀部で)ここまで痛みが出るのは初めて」

 4強入りした全米オープンから3週間ほど日程が空いたとはいえ、その間にデビス杯のダブルスに出場。全米の1カ月前にはリオ五輪に出て、銅メダルを獲得した。

「ただでさえ日程がハードなうえ、今年は日の丸も背負わされた。脇腹痛を抱えていた錦織の体が悲鳴を上げないはずはありません」と、さる放送関係者がこう続ける。

「6月下旬のウィンブルドンを脇腹痛で棄権。本来なら今年の目標だった7月下旬と8月中旬のマスターズ1000に全力投球したかったのに、間のリオ五輪への出場を余儀なくされた。サービス精神旺盛で、日本のテニス界のためならと、リオでは身を削る思いで日本勢として96年ぶりにメダルを獲得した。心身ともに疲弊していたのが故障の原因でしょうが、国内唯一のATP大会でチケットは完売です。棄権するのは、よほどのことではないか」

 9日には目標とする1000の格付けの上海マスターズがスタートするが、「来週どうなるんだろうという不安がすごくある」とは本人。来週どころか、今季はここまで……になるかもしれない。

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