阪神ドラフト戦略 今年も頼みは金本監督の“直感力”

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 つまり、昨年の阪神は1位から6位までビックリ指名だった。それでもリハビリ中の竹安以外、5人の新人はすべて一軍デビューを果たした。

「金本監督は、自身がドラフト4位で広島入りした選手ということで、必ずしもドラフト上位の選手がチームの柱になるとは思っていない。無名でも素材のいい選手を取って、古巣の広島のようにガンガン鍛えればいい選手に育つという考えがある。野手なら、田中、菊池、丸、鈴木誠也を並べている広島のように、足が速く、パンチ力がある選手をスタメンに据えたいのです。彼らはみな2位以下の選手です。だから脚力と身体能力、厳しい練習に耐えられる体と心を指名条件としている。それプラス直感でしょう」(前出OB)

 一部スポーツ紙は、日大京田陽太遊撃手を「最上位候補」と報じている。今年のドラフトも金本監督のひらめきで、直前の指名変更があるかもしれない。

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