阪神ドラフト戦略 今年も頼みは金本監督の“直感力”

公開日: 更新日:

 つまり、昨年の阪神は1位から6位までビックリ指名だった。それでもリハビリ中の竹安以外、5人の新人はすべて一軍デビューを果たした。

「金本監督は、自身がドラフト4位で広島入りした選手ということで、必ずしもドラフト上位の選手がチームの柱になるとは思っていない。無名でも素材のいい選手を取って、古巣の広島のようにガンガン鍛えればいい選手に育つという考えがある。野手なら、田中、菊池、丸、鈴木誠也を並べている広島のように、足が速く、パンチ力がある選手をスタメンに据えたいのです。彼らはみな2位以下の選手です。だから脚力と身体能力、厳しい練習に耐えられる体と心を指名条件としている。それプラス直感でしょう」(前出OB)

 一部スポーツ紙は、日大京田陽太遊撃手を「最上位候補」と報じている。今年のドラフトも金本監督のひらめきで、直前の指名変更があるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動