メジャーと悩みプロ志望届…創価大・田中の“建前と本音”
今秋ドラフトの目玉候補、最速156キロ右腕の創価大・田中正義(4年=創価)が3日、プロ志望届を提出した。前日に直前までメジャーと悩み、進路を国内に絞ったことを明かしていた。
「指名していただいた球団で必死にやる。先を見ていいことはない。いつまでに(メジャーへ)行きたいとかはない」と話していたが、これは“建前”ともっぱらだ。
日本ハム大谷と同じ年のバリバリのメジャー世代。例えばポスティングを認めない巨人なら、海外FA権を取得するまで9年もかかるのだ。ソフトバンクもこれを認めていない。
ポスティングを容認するかは、日本球界で賛否両論あるが、田中本人の立場なら、行けるなら早い方がいいに決まっている――。
田中はそんな自由な球団に指名されることを願っている。