スター選手が続々と名乗り メジャーがWBCではじく皮算用

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 野球の世界一決定戦は五輪でなくWBCとの理屈だが、そのWBCも実際は金儲けに徹している。米国は過去の大会で放映権料、スポンサー料、グッズ収入などを合わせ1800万ドル(約19億8000万円)から2000万ドル(約22億円)の利益を得た。今回、ドリームチームとしきりに喧伝しているのは優勝を狙うというよりも、大会を盛り上げてステータスの向上につなげる思惑からに他ならない。WBCという大会の格が上がれば、「五輪よりWBC」に説得力も出てくる。

 何よりも野球が盛んなアジアや中南米の“お客さん”を喜ばせれば、ビジネス拡大につながると踏んでいるのだ。レギュラーシーズンを最優先に位置付けるMLBにとって、国別世界一決定戦も商売のネタに過ぎない。

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