阪神調査の報道も…日ハム中田は“メジャー移籍”も選択肢

来オフ、FA宣言する可能性が濃厚の中田翔（Ｃ）日刊ゲンダイ

　前出の関係者が言う。

「それは中田も承知している。後輩の大谷翔平にすら、『スイングスピードと飛距離では翔平にかなわん』と白旗を掲げていますからね。そもそもメジャー志向があるといっても、『メジャーがどんなところか肌で感じたい』『これからの野球界はメジャーを知らんと話もできないでしょ』という程度。酒の席では、『２年もやれば十分。そしたらすぐに日本に帰ってくる』などと冗談交じりに言っていますから」

　そういえば、兄貴分の西岡も１０年オフにロッテから入札制度でツインズ入り。故障もあって、さしたる成績を残せず、たった２年で日本に舞い戻ったものの、阪神からはロッテ時代の年俸１億７０００万円をしのぐ２年４億円の条件を提示され、タテジマのユニホームに袖を通した。

　中田の米球界への思いの強さはともかく、メジャー経由の阪神入り、は選択肢のひとつとしてあり得そうである。