野球より釣り? ソフトB「城島臨時コーチ」断念の波紋
「球団への不信感がいまだ拭えないのかもしれない。城島は09年にマリナーズ退団後、阪神で日本球界に復帰。本人は『戻るなら古巣しかない』と話していたが、当時の球団フロント陣が難色を示した。『経費がかかる』とか『捕手は育っている』と、手を挙げるのに時間がかかった。これに城島もすっかり呆れたそうです。その後は王会長が孫オーナーに直談判したこともあり、フロントは一新されたのですが……」
13年には斉藤和巳氏の引退セレモニーに出席し、05年以来となる鷹のユニホーム姿を披露。自身の番組のゲストにソフトバンクの選手を呼ぶなど、完全に球界と決別したわけではない。球団も手応えを感じていたのかもしれないが、いずれにせよ、捕手育成がさらに遅れることだけは確かだ。