適応力ピカイチ 中日ドラ1柳裕也は随所で“ずぶとさ”光る

公開日: 更新日:

「普通の何げない会話では『(練習量が)ヤバいっす』とか言っていますが、ドラフト1位で即戦力として大きな期待を寄せられている中で、ケガなく予定通り練習をこなせているのはいいこと」

■公私の切り替えも抜群にうまい

 宿舎では13年ドラフト1位の高卒4年目右腕・鈴木翔太と同部屋。1歳下とはいえ気遣いもあるだろうが、睡眠時間は7時間をキープしている。

「朝は7時半ごろに起き、朝昼晩としっかり食べられてます。宿舎の食事はおいしいし、僕自身、食べるのが好き(笑い)。初日から体重は86キロをキープしています。ご飯をたくさん食べるというより、いろんなおかずを食べる感じです」(柳)

 グラウンドを離れると、違った顔を見せる。キャンプイン直前、沖縄での選手会合同自主トレの最中に、7人の新人たちでお好み焼き屋に行った。その時の様子を同期のドラフト6位・丸山泰資(東海大)が言う。

「大学時代の姿を見て、気難しそうなイメージがあったんですけど意外に面白いんだなと。食事の席では藤嶋(同5位=東邦高)をイジったりしてその場を盛り上げてくれました。野球は野球、プライベートはプライベートでしっかり切り替えができるのは、同期ながら凄いなと思いました」

 一軍の新人は柳と丸山、笠原(同4位=新潟医療福祉大)の3人。柳が同期たちを引っ張っているという。即戦力の期待がかかる大物新人は、早くも公私で適応力の高さを発揮しているようだ。

【連載】プロ野球 2017年新戦力の正体

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出