OB酷評の巨人無気力キャンプ 金満補強が原因と評論家指摘

公開日: 更新日:

〈若手選手の元気のなさには、正直、ガッカリさせられた〉

 日刊スポーツにそう書いたのは、篠塚和典元打撃コーチだ。練習開始時から〈とにかく声が出ていない〉と指摘し、〈レギュラーになってやる、といった気迫を感じなかった〉と選手のやる気を疑問視。ノックが始まると、名手の疑問は怒りに変わったようで、〈2日間で捕れそうもない打球に対し、飛び込んで捕りにいったのは重信の1度だけだった。集中力を持ってキビキビと動き、素早いキャッチや鋭い送球を続けたり、大声を張り上げてアピールする若手は誰もいなかった〉と厳しく批判した。

■今の巨人は「練習のための練習」

 沢村賞投手で「不屈の男」と言われた、元エースの西本聖氏も同じ日刊スポーツの電子版で、〈巨人が心配 あまりに活気ない異様キャンプ〉と題して、〈アップが終わってキャッチボールが始まったが、「さあ、行こうぜ!」という掛け声もないし、終わる時も静かでいつ終わったのかも分からないほどだった〉と話すと、〈練習のための練習。ミスが出てもコーチがその場で注意するわけでもない〉〈優勝を求められているチームにあって「勝つんだ!」という気持ちが感じられない〉とバッサリである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり