WBCイスラエルを支える名参謀は大リーグ初の女性コーチ
11年にはインディアンスの春季キャンプに参加し、女性として初めて大リーグでの打撃投手を務めた。他にもアスレチックス、レイズ、カージナルス、メッツの打撃練習にも参加。15年にはアスレチックスの春季キャンプで2週間限定ながら教育リーグのコーチを務め、大リーグ史上初の女性コーチとなった。
アスレチックスのデビッド・フォーストGM(当時アシスタントGM)は「彼女は豊富な知識や指導方法に関する専門知識を持っていて、若い選手の大きな利益になっている」とベタボメ。その功績が評価され、昨年、イスラエル代表のウェインスタイン監督からメンタルコーチとして招聘された。
シーガルは、ケント州立大学でスポーツ研究の修士、スプリングフィールド大学でスポーツ心理学の博士号を取得。選手のパフォーマンス強化やスポーツマネジメントを専門分野に研究してきたという。
イスラエルのメディアは、「シーガルがチームに勝利をもたらした」と報じていた。選手をメンタル面から支える女性コーチは、侍ジャパンの心も読み切るのか。