楽天が8年ぶり開幕4連勝 ソフトB千賀を“先手必勝”で攻略
笑顔でハイタッチは楽天ナイン。4日、本拠地でソフトバンクに快勝した際のシーンだ。
開幕3連勝に続き、この日は先のWBCで日本代表からただひとりベストナインに選ばれた千賀を攻略した。四回に打者10人の攻撃で、一挙6得点。千賀の「お化けフォーク」を警戒、追い込まれる前に打とうと、この回の5安打中4本が初球を狙ったものだった。
開幕から4連勝は09年以来、実に8年ぶり。今年は西武からFAで岸が加入、則本と合わせて2本柱ができて戦力アップといわれたが、その岸をインフルエンザで欠いての連勝だ。
六回の守備で正捕手の嶋が首を負傷。デスパイネが振り抜いたバットがひと回りして直撃するアクシデントだった。嶋が担架で病院に運ばれたときは場内が騒然となったが、診断の結果は左頚部打撲。5日以降の出場は様子を見て決めるというから、ファンもホッとしたに違いない。