一軍昇格も深まる一方…阪神が悩む“キャンベル問題”とは
そうなるとキャンベルへの期待は高まる。昨季まで在籍していたゴメスの代役として、年俸7000万円で獲得した野手では唯一の助っ人だからだ。
■「ムネリンの方が良い振り」
しかし、前出のマスコミ関係者は「大した期待は持てないと思う」とこう語る。
「手首痛の影響があったとはいえ、先日のソフトバンク戦でも大リーグから復帰したムネリン(川崎)の方がよほど良い振りをしていました。昨季3Aでは7本塁打。前評判通りというか、やっぱり長打は期待できない。二軍戦で8試合に出て打率.261、0本塁打。二塁打も2本です。過去に在籍していたマートンくらい安打を量産すれば話は別ですが、そこまで求めるのは酷というのが現時点の評価だと聞いています」
一塁には原口がいて、三塁に回った鳥谷は絶好調。左翼の高山は若手成長株だから、キャンベルにどこを守らせるかが悩みの種といわれたが、どうやらそれ以前の問題のようだ。