手術は4度目…それでもT・ウッズが現役にしがみつく理由

公開日: 更新日:

 相次ぐケガ、スキャンダル、それに何度も繰り返した「試合に出る」という思わせぶりのコメントにあきれるファンも多い。だから、ウッズ人気も凋落している。4月に「1997年マスターズ マイ・ストーリー」を出版。1週目こそベストセラーリスト15位に入ったが、翌週にはリスト外に消えた。

 ちなみに12年にコーチだったハンク・ヘイニーが、ウッズとの思い出を出版した時には、ベストセラーリスト2位。「マイ・ストーリー」の倍近い23万部近く売れた。

手術発表の2日前、ウッズは新たにパブリックコースの設計を明らかにしています。この時、『腰の調子は良くなっている』と語っていました。なにやら、まだゴルフができると思わせて、スポンサー契約やコース設計の契約を取ろうとしているようにしか思えない。米国の広告代理店によると、このままズルズルと現役にしがみつくよりも、むしろ引退表明した方が、過去の実績から人気が回復するのではないか、という見方まであります」(前出の吉川氏)

 これまで10コース近く設計したという話はあるが、実際にオープンしたのは2コースだけ。引退して、コース設計の勉強に身を入れた方が、ウッズ自身のためとも言えそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇