日ハム近藤「4割打者」への条件は? 恩師が語る技術と心
メジャーで41年に打率.406をマークしたテッド・ウィリアムズは185安打で150四死球だった。小野氏は安打数における四死球数の割合を計算。ウィリアムズの場合は「四死球÷安打」が0.81で、この数字が高いほど打率が高くなる“恩恵”にあずかれるとしている。
これを近藤に当てはめると「53四死球÷57安打=0.93」となり、メジャー最後の4割打者を上回るペースで四球を選んでいる。ちなみにイチローはオリックス時代の00年、打率.387をマークしたが、「58四死球÷153安打=0.38」だった。
小野氏は他にも「対戦機会が多い右投手から4割以上打つ」「三振を減らす」などの条件を挙げている。この日、2四球の近藤は今後も着実に四球を稼ぐことが重要になる。