そろそろ? 錦織に貼られた「棄権のケイ」のレッテル

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 これだけでも地元ファンからは「体が弱い」と思われているのに、ウィンブルドン直前のゲリー・ウェバーOP(芝)も2回戦の第1セット途中で左臀部を痛めて棄権している。何とこの大会は3年連続のリタイアで、芝コートの棄権は2015年から5大会連続。過去の大会を含めると芝では9度目の棄権となった。

 芝のコートは、ハードや赤土に比べて滑りやすく、左右のボールをカバーする際、下半身で踏ん張る機会が多い。バウンドも低く、下半身により負荷がかかるといわれているが、条件はみんな同じだ。

「ケイは、そろそろ(故障する頃)じゃないか?」と言われているようでは、トッププロとしてはあまりに情けない。せめて今年は、自身の壁である4回戦を突破して「棄権のケイ」という汚名を返上したいところだ。

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