ライバル不在 横綱白鵬39度目Vで“モンゴル時代”再び到来

公開日: 更新日:

 横綱白鵬(32)の増長に、いよいよ拍車がかかってきた。

 39回目の優勝を達成した23日は、インタビューでいきなり、

「名古屋のみなさん、サン、キュー!」

 と優勝回数を掛け合わせた、つまらないダジャレ。さらに「名古屋場所は今年で60年記念大会。昭和33年のこの場所で初代若乃花が優勝しまして……」と話すと、モンゴルを訪れた初代若乃花にお菓子をもらったエピソードを披露した。「それが『うまい棒』でした」と締めたが、結局何を言いたかったのか。

 やりたい放題、言いたい放題の白鵬に、今や怖いものなどない。今年1月場所後は稀勢の里(31)が横綱、5月場所後はその弟弟子の高安(27)が大関に昇進。日本出身力士が立て続けに出世したことで白鵬らモンゴル勢は話題にも上らなくなったが、状況はすっかり以前に逆戻りだ。

 稀勢の里は先場所、今場所と2場所連続途中休場し、年内の出場が危ぶまれている。新大関の高安も今場所は9勝(6敗)という体たらくだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭