巨人も中村に方向転換? 清宮“早大進学で決まり”は本当か

公開日: 更新日:

「プロのみのWBCではなく、かつてはアマチュアの大会だった五輪ということもあり、『アマ枠』は確実に確保される見込み。となると、大学3年生の清宮は、ケガさえなければ選出は濃厚です。一方で、もしプロ入りした場合、高卒3年目の夏までにプロ球界で日本代表クラスの選手になっている必要があり、かなりハードルが上がってしまう。3月のWBCに出場した侍ジャパンで野手最年少は、広島鈴木誠也の高卒5年目。まさか話題性のためだけに二軍の選手を招集するわけにもいかない。プロに進めば、五輪出場がほぼ不可能となるのです。そうなると、早大の主砲として東京六大学リーグでバリバリ活躍してくれている方が、稲葉監督もアマ枠で呼びやすい。早大の清宮としてアマから代表に送り込むのが、アマチュア球界の総意でもあります」(球界関係者)

 清宮を1位候補筆頭に挙げていた巨人にも変化が見られる。

 甲子園で中村を視察した岡崎スカウト部長は「肩も足もある。高校で一番の捕手。(1位)12人には入るようになるでしょう」と評し、スポーツ報知のインタビューでは「広陵の捕手・中村奨成が一番目立った。逆方向の2本塁打は印象に残った。これまで反対方向には安打も見たことがなかったから」と答えているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…