巨人も中村に方向転換? 清宮“早大進学で決まり”は本当か

公開日: 更新日:

「うちはW杯が行われるカナダへはスカウトを派遣しない予定です。東京六大学や東都大学など、全国の大学のリーグ戦が開幕する繁忙期というのもあるが、その前にU18代表が日本でやる週末の練習試合も行かないかもしれません。うちには、清宮は早大進学が有力という情報が入ってきているからです。清宮に関しては基本的にほぼ撤退状態です」

 カナダの本大会にスカウトを派遣するのは、現段階では日本ハム西武ソフトバンクの3球団だけ。「清宮から撤退」という前出のパ球団だけでなく、複数の球団が「清宮は大学進学」というのを理由にマークを緩めているのだ。

■アマの総意は「早大から五輪」

 清宮本人はこの日も進路を明かすことはなかったが、早大進学説の根拠のひとつに、東京五輪がある。侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)は清宮について、「非常に興味がある」として、今回の合宿も直接視察する予定となっている。2020年の東京五輪まで3年。21歳になる清宮が大学へ進学していたら大学3年生だ。稲葉監督はすでに「プロじゃなくてもいい。アマチュアでもいい選手がいれば、選ばれるべき選手は選んでいこうと思う」と「アマチュア枠」の導入を示唆している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…