6回連続W杯でも燻る「ハリル更迭&アギーレ再招聘」情報
「アギーレ招聘の責任者だった原博実JFA専務理事(現Jリーグ副チェアマン)、実動部隊の霜田正浩JFA技術委員長(現ベルギー1部シントトロイデン・コーチ)は『とにかくもの凄く勉強熱心。選手起用に説得力があり、選手交代も機敏で的確です。守備の意識も高く、展開に応じた布陣変更もスムーズ。日本社会に馴染もうと努力し、日本人をリスペクトしてくれた。人柄も普段の言動も問題ない』と高く評価していた」
アギーレは日本代表監督就任が決まると代表の試合を10試合以上、Jリーグの試合を30試合以上、DVDでじっくりとチェック。その上で「インテグラル(適応型)トレーニング」を持ち込んだ。
これは「スペインのフットサルをベースにした実戦形式のトレーニング方法でテクニック、フィジカル、メンタルを鍛えながら認知力、周囲力などを養っていく」というもの。これ以外にも目新しい練習方法を積極的に取り入れ、多くの主軸選手が「練習でも試合でもメリハリがあり、選手はキビキビとプレーしている」とべた褒め。多くのクラブ、代表監督の下でプレーし、理論派で知られるG大阪のMF遠藤保仁(37)にいたっては「今までで一番良い監督じゃないかな」とコメント。周囲も「遠藤さんの言うことに間違いはない」と納得顔だった。