6回連続W杯でも燻る「ハリル更迭&アギーレ再招聘」情報
■「呼ばれるのを心待ちにしている」
これまで本大会の前に代表監督の首がすげ替わった例は少なくない。
前回14年ブラジル大会では、オーストラリア代表のオジェック監督が解任され、元代表DFのポステコグルーがブラジルで采配を振った。お隣の韓国も最終予選突破後、元Jリーガーの洪明甫が代表監督としてブラジルに乗り込んだ。
中でもアフリカ諸国は本大会前の監督交代が目に付く。
10年南ア大会前にはナイジェリア、コートジボワールで監督が代わり、02年日韓W杯の前にはナイジェリアで監督交代があった。その日韓W杯で日本代表監督を務めたトルシエは、98年フランス大会前に南ア代表監督に就任。フランスで采配を振った。
アギーレは15年6月にUAE1部アル・ワフダの監督に就任したが、1年後に契約満了、現在、フリーの立場にある。八百長疑惑で逮捕者は一人もおらず、アギーレ自身も日本メディアの取材に「一度だけ出廷して10分ほど背筋を伸ばして立っていただけ。もうスペインでは話題にもなっていない。また日本で自分の名前が呼ばれる日が来るのを心待ちにしている」と日本代表監督復帰に色気を隠さない。
サウジ戦が終わった直後に「アギーレ復帰」の電撃発表があるかもしれない。