6回連続W杯でも燻る「ハリル更迭&アギーレ再招聘」情報
「オーストラリア戦は抜擢した浅野、井手口が活躍しましたが、あくまで結果論であって、ハリルホジッチ監督は『いろいろなものを積み上げていって日本サッカーを底上げしていく』という作業が出来ない指導者です。これまで代表実績のない選手を試合で唐突に使ってみたり、およそ試合に出るチャンスのない選手を代表合宿に呼んでみたり、選手選考に一貫性がない。オーストラリア戦、サウジ戦の代表メンバーに不満を覚え、この日のスタメンに納得いかない選手は相当数いると思われます。試合ごとに選手を入れ替えるタイプのハリルホジッチ監督は、個人能力の高い選手の多い強豪国にはフィットするでしょうが、中堅国に過ぎない日本にはミスマッチ。最終予選を突破してくれたから本大会まで指揮を執っていただこう――ではなく、本大会出場を決めた今だからこそ、ハリルホジッチ監督に任せていいのか? というシビアな目で検証する必要があるでしょう」
そんな評価を裏付けるように、サッカー関係者が「ハリルはサウジ戦が終わった段階で更迭。W杯本大会に向けて『勝てる指揮官を連れてくる』という情報がサッカー界で燻っている」と前置きし、「ハリル更迭なら、後任の有力候補はハリルの前に日本代表を率いながら15年2月、スペインでのクラブ監督時期の八百長疑惑で詰め腹を切らされたメキシコ人指導者のアギーレ(58)です」と、こう続ける。