今秋ドラフトにも影響必至 巨人には“頼れる左腕”がいない

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 巨人は5日、一度も登板機会がないまま登録を抹消された沢村に代わって、新人左腕の池田駿(24=ヤマハ)を登録した。これまで一軍の左の中継ぎは2年目の中川しかいなかった。

 左がいない――。首脳陣はこう嘆いているという。安定している先発4本柱も、左投手は田口だけ。高橋由伸監督にとって想定外なのは、内海、吉川光、山口鉄、森福に杉内も含め、実績のある先発、救援の左投手が不振で、誰一人として一軍にいないことだろう。

 巨人の今秋のドラフト1位候補は、現在、カナダでU18W杯を戦っている早実の清宮と広陵の中村が軸になる。ただ、巨人の岡崎スカウト部長は3日に立命大の東を視察し、「大学の左投手では一番いい」と絶賛。「Aランクに入るんじゃないか」とJR東日本の左腕・田嶋らと並ぶ1位候補に新たに加えている。

「田嶋と東はどこの球団も1位候補。清宮か中村を指名するなら、恐らく取れない投手になる。現実問題として、抽選が外れた時の外れ1位から下の指名が大事。巨人はズラリと左腕を指名する可能性がある。U18W杯でエース級の働きを見せている秀岳館・田浦、大学生では明大・斉藤、亜大・高橋、東大・宮台ら。昨年のドラフト6位で二松学舎大付から入団した左腕の大江が二軍で評判がいいだけに、下位指名は高校生を並べるかもしれません。隠し玉として噂されるのは、日大三で『デカプリオ』と呼ばれた最速149キロの金成。巨人では、打者ではなく193センチの大型左腕として面白いという評価もあるようです」(パ・リーグスカウト)

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