IOCが野球に見切り 28年ロス五輪で狙うはアメフトマネー

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 約1週間の滞在期間中、バッハ会長は各競技会場を視察するほか、トランプ大統領とも会談。米国の各競技団体のトップと五輪開催に向けて意見交換を図るが、ロゲ前会長時代から選手の参加を要請してきたMLBとの会談は組まれていない。

 20年東京五輪での「野球ソフトボール」の復活が決まっても、マンフレッド・コミッショナーは「シーズンを中断しての選手派遣は難しい」と一貫して五輪への非協力的な姿勢を崩さなかった。IOCにとっては、いつまでも野球に固執するより、開催時期がシーズンとかぶらず、テレビ視聴率、チケット収入も見込めるアメフトの採用を進めた方が得策だ。

 バッハ会長によるロス訪問で、IOCが野球に見切りをつけ、アメフトに鞍替えしたことがハッキリしそうだ。

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