ヤ軍ジャッジ 不振の裏に審判「ルーキーいじめ」の洗礼も
ヤンキースの若き主砲が不振に喘いでいる。
今季、新人ながら52本塁打を放ちホームランキングになったアーロン・ジャッジ(25)。ポストシーズンでも豪快な一発を期待されたが、ここまで8試合で31打数4安打の打率1割2分9厘、1本塁打、4打点とサッパリ(14日終了時)。3日(日本時間4日)のツインズとのワイルドカードゲームで本塁打を放って以来、7戦連続で一発が出ていないのだ。
短期決戦では、相手バッテリーから警戒され、厳しい攻めにあって結果を残せない強打者は少なくない。ましてやジャッジは大舞台での経験に乏しいだけに、相手投手に翻弄されるのは仕方のないことだ。が、その一方で、審判を敵に回している可能性もあるという。
メジャーでは審判がルーキーに洗礼を浴びせるのは珍しいことではない。ルーキーの投手、野手の場合、球審によるストライクゾーンの判定が厳しくなるからだ。
米国の野球記録調査会社「エライアス・スポーツ・ビューロー」によれば、身長201センチのジャッジは大リーグ史上、ストライクゾーンの幅が最も広い打者だという。
審判によるルーキーいじめはともかく、規格外の大型野手はアンパイアの判定を狂わせているのかもしれない。