武器は三者三様 ドラフト上位で消える一芸選手3人の名前

公開日: 更新日:

■打力は清宮に追随

「今年の野手で打撃だけに特化すれば、間違いないといえるのは清宮とコイツだ」

 パのスカウトがこう言い切ったのは、九州学院高(熊本)の村上宗隆のこと。187センチ、93キロの恵まれた体。1年夏の甲子園で4番に抜擢され、同年秋から捕手に専念。1年夏以降は秀岳館の壁に阻まれ甲子園経験はないが、高校通算52本塁打を誇る長距離砲だ。前出のスカウトが言う。

「高校ビッグ3といわれる中村(広陵)、安田(履正社)よりも打者としては上。左打者である村上は、理想的なレベルスイングができる。右手のリストの使い方もうまく、インパクトでボールをさらに押し込める。スピンをかけて遠くに飛ばす能力が高い。逆方向にも強い打球を打てる。中村、安田にはないものを持っている」

 巨人の井上チーフスカウトが「阿部2世になれる素材」と言えば、楽天の長島スカウト部長は「筒香(DeNA)のようになる可能性がある」と言っている。前出のパのスカウトは「守備では中村に及ばないとはいえ、3位では取れないだろう」と言うから、2位指名もありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭