巨人が指名の挨拶 “外れ外れドラ1”鍬原の気になる3年後
巨人からドラフト1位指名された中大の鍬原拓也投手(21)が8日、岡崎スカウト部長らから指名挨拶を受けた。
MAX152キロの速球が武器の右腕は、「三振を取れるのが自分の魅力だと思う。奪三振王を目指したいです」と宣言。傍らの岡崎部長を、「自信に満ちあふれた表情で頼もしい」と喜ばせた。
ドラフトの入札で、日本ハムが交渉権を獲得した早実の清宮、ヤクルトが引き当てた九州学院の村上を取り逃がした末の「外れ外れ1位」での指名。
他球団スカウトは、「本来なら3位指名という評価の投手」と手厳しいが、そこは腐っても巨人の1位選手である。
会見後の写真撮影では集まった取材カメラマンから、将来の侍ジャパン入りを目指すという演出でオモチャの刀を持たされたり、得意だというイラストを白球に描かされたりと、さまざまなポーズのリクエスト。そのたびに硬い表情で求めに応じていた。
3年後にもメディアからチヤホヤされるかどうかは、もちろん本人の実力と努力次第である。