27球団が動いた二刀流 エンゼルス大谷翔平を“丸裸”にする
2人は1986年12月に結婚。5年後に地元岩手に新設された自動車メーカーの工場に転職した徹さんは今、自ら立ち上げた中学生の硬式野球チーム「金ケ崎リトルシニア」で監督を務めている。
■酒
入団3年目のオフ、その年の7月に21歳になった大谷は日刊ゲンダイのインタビューにこう答えている。
「そんなにお酒を飲みたいとは思いません。ビール1杯くらいはおいしいなと思うけど、(体調管理優先で)そこを崩してまでとは思いません」
日本ハムの選手がこう言った。
「遠征先なんかで翔平を食事に誘うと、決まって『そのあと飲みに行きます?』と確認してくる。そのつもりだよ、と答えると、『じゃあ、ボクは遠慮します』と飯にも来ない。酒席には近寄らないという感じで、飲むヒマがあったらバットを振りたい。その辺は徹底してましたね」
■アタマ
出身の岩手県奥州市立水沢南中学時代、好きな科目は社会。全体の成績は40人弱のクラスで上位10人に入るレベルで、野球が強い花巻東を選ばなければ、地元の公立進学校に入れる成績だったという。