巨人・村田HCが迷言 広島との“200点差”は今季も投手頼み
「そうはいっても急には走れんやろうし、一番は投手陣が抑えることやろうな。バッテリーで抑えられるか。うちは先制点を取ったら強いけど、取られたら弱い。目標は防御率1位よ(昨季は2位)。去年はマイコラスもおったけど、(菅野)智之があれだけ投げて防御率が1点台でも1位は阪神。智之と田口の3人が貯金を稼いだのに(内海が2勝7敗など、他の投手が)食い散らかしてしまった。斎藤(投手総合コーチ)とも相談する」
途中からなぜか投手陣の話に転じる始末。要するに、「広島との200点差を打撃で埋めるのは無理。ピッチャー頼むぞ!」ということらしい。
丸投げされた格好の斎藤コーチは「菅野、田口の2人。あとは畠、山口俊が頑張るでしょう。野上、吉川光で6枚。5人がしっかりしていれば、6人目はとっかえひっかえでもいい」と責任重大の先発候補6人を挙げた。
広島より200点も少ない貧打を打開するより、チーム防御率3・21とまずまずの投手陣にムチを打たなければならないのが今の巨人。ゲレーロが加入しても5番を務めた村田が退団。打線に上がり目がないことを首脳陣がいかに不安視しているか。村田ヘッドの言葉が証明している。