巨人・村田HCが迷言 広島との“200点差”は今季も投手頼み
15日、都内のホテルで今季に向けたスタッフ会議を行った巨人は昨季、リーグ連覇を達成した広島に7勝18敗。4位に沈んだ要因となった。
老川オーナーはこの日、「広島に負け越していることが響いた。どう克服するか」と指摘。会議では天敵対策に時間が割かれたようだ。今年から「データ分析室」が新設されたことで「データを実戦にどう生かすか」と同オーナーは期待を寄せるが、ユニホーム組の空気感はちょっと違った。
高橋由伸監督(42)は「広島? 昨年の課題から対策はしていきたい。ただ、一つや二つの理由で、あれだけ一方的(な結果)になったとは思っていない」と厳しい表情。
村田ヘッドコーチは「広島とは(総得点が)200点差。打つだけじゃなくて走塁の意識を高く持たなきゃあかん。盗塁も増やしたいし、一つでも先の塁を狙う意識を持たせようと走塁コーチと話をする。一、二塁と一、三塁では大きく違う。広島は意識しないと。勝たないと優勝はないわけやし。打率、盗塁、得点、全て負けているんやから」と語気を強めた。が、さらに具体的な対策を問われると、こう続けたのだ。