元横綱親方2人に聞いた 休場の稀勢の里「再起」へのヒント

公開日: 更新日:

「稽古を30番やっても50番やっても、汗をかいただけでは意味がない。いいときの自分と、いまの自分はどこがどう違うのか検証しないと。わたしが千代の富士さんの連勝を53で止めたときも、いつもより朝、1時間も2時間も早く起きて、自分は何が悪いのか徹底的に考えた。すると、立ち合いだと。いつも相手に合わせて立つから、相手のペースになる。しっかり腰を決めた段階で、自分のペースで立とうと。それと稽古は同じ相手、やりやすい相手とばかりやっても意味がない。むしろ嫌な相手と積極的にやらないと」

 かつて横綱を張った八角親方の「体」と芝田山親方の「心」の立て直し方、稀勢の里には山ほど参考になる部分があるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭