不吉ジンクスの旗手を自ら ジャンプ葛西“五輪大役”の吉凶

公開日: 更新日:

 スキー連盟関係者によれば、W杯などの国際大会で遠征した際には、どんなに調子が悪くても「表彰台を狙う」と常に高い目標を口にしている。これは最年長ということもあり、チームを盛り上げると同時に、自分自身にプレッシャーをかけるためだという。

 葛西は今大会、大役を務めて言い訳できない状況に自分を追い込み、集中力を高めて、本番で最高のパフォーマンスを発揮する狙いがあるとみられる。

 今月1日から行っていた4日間の札幌合宿では順調に仕上がったそうで「体重もベスト(58キロ)に近い。万全だと思う」と手応えを口にする葛西。今季のW杯は9戦して、表彰台はなし。1月13日オーストリア大会で、今季最高の5位に入ったが、これは得意のフライングヒル(非五輪種目)だ。本人の意気込みからはジンクスとは無縁のようだが、果たして。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動