客寄せだけじゃない「松坂効果」 中日若手投手陣にも波及

公開日: 更新日:

 横浜高校の後輩にあたる、2016年ドラフト1位の柳裕也(23)もうれしそうにこう言った。

「キャンプでの過ごし方について話を聞かせていただきました。どれくらいのペースでブルペンに入って、どれくらいの球数を投げるのか。これから一緒に食事に行くので、さらにいろんなことを聞いて吸収したい」

 見て盗む者もいる。大野雄大(29)は「『ケガをしたら終わりだ』という意識を持っている方なので、体の手入れに時間をかけているなと。見て学んでいます」と言う。年上の山井大介(39)も「アメリカでのトレーニング方法を聞いて参考にしたいなと思った。ま、そんなに興味もないけど(笑い)」とちゃっかり助言をもらっている。

 森監督は松坂の獲得を決めた際、「言葉で、体で、後ろ姿でうちの選手に教えてほしい」と言っていた。戦力になるかどうかはともかく、今のところ指揮官の期待には応えているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動