平昌が強風なら東京は酷暑 五輪劣化招いたIOCとTV局の罪

公開日: 更新日:

 標高700メートル超の山岳部で行われる他の雪上競技も同様に強風に見舞われた。

 11日のアルペンスキー男子滑降が15日に延期されるなど、計3種目で日程を変更。

 スノーボード女子スロープスタイルは悪天候で予選がなくなり、全選手が決勝からの出場となったことで、演技回数は通常の3回から2回に。突風で雪が舞う悪コンディションの中で強行されたため、転倒して硬く凍ったコースに体を打ちつける選手が相次いだ。

 11日のノルディックスキー複合のジャンプの公式練習は当初予定していた3回の飛躍を1回で打ち切り、調整もままならなかった。

 競技以外でも現地のボランティアスタッフが待遇に不満を漏らして開会式リハーサルをボイコットしたり、警備スタッフにノロウイルスが蔓延するなど、何かとトラブル続き。韓国政府、組織委の運営能力はお粗末で、早くも「史上最悪の五輪」との声も聞かれる。

■平昌以上にひどい大会が行われる危険性


「組織委や政府以上に諸悪の根源はIOC(国際オリンピック委員会)です」とはスポーツライターの谷口源太郎氏だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…