バスの案内も一切なし 平昌はケチケチ“節約五輪”だった

公開日: 更新日:

 現地に来た日本人からは「英語が通じない」という声を聞きました。例えば<Ice Hockey>を、日本人はカタカナ英語で「アイスホッケー」と言いますが、韓国では「アイスハッキ」と発音します。<Curling>は「カーリング」と「コルリン」。<Figure Skating>(フィギュアスケート)に至っては「ピギョスケイティン」です。

 韓国はもともと案内表示が少なく、「わからないことは人に尋ねる」というお国柄です。多くのボランティアが寒さに耐えながら、街や競技場周辺の随所に配置されていますから、わからないことは最初に聞くべきでした。

 でも、外国人は先の理由から会話にならないケースも多々あるようです。

 ボランティアは女子大生が目立ちます。韓国は有名大学を出ても就職が厳しい。ボランティアは五輪関係団体の人と接する機会がありますし、活動自体は就職・転職の際にセールスポイントにもなるからでしょう。

 五輪グッズですが、韓国には日本のようなお土産文化がないので、小分け包装のお菓子などはありません。ぬいぐるみ、キーホルダーなどのキャラクター商品が中心でアイテム数はわずか。

 市内や空港にある売店もとても小規模です。ここでも「節約五輪」を実感しました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動