森岡亮太<上>「翔哉がいい流れもたらした。僕も学びたい」
MF香川真司(ドルトムント)とMF清武弘嗣(C大阪)の負傷もあって、3月のベルギー遠征(マリ、ウクライナ戦)で背番号10をまとったMF森岡亮太。ハリルホジッチ体制では初招集だった2017年11月の欧州遠征(ブラジル、ベルギー戦)に比べると守備意識や戦術理解は高まったが、得点に絡めなかったことで「結果を出したかった」と悔しがる。1月末にベルギーを代表する強豪に移籍した。リーグ終盤に存在感を示し、ロシアW杯メンバー入りを狙う技巧派を現地で直撃した。
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マリ戦の攻撃陣は1トップにFW大迫勇也(ケルン)、右FWに久保裕也(ヘント)、左FWに宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、そしてトップ下に森岡という組み合わせ。
「宇佐美とは初めてだったけど日本人同士は誰が出ても連係に問題ない。1月末に移籍したアンデルレヒトに合流した時よりも格段にやりやすかった」と森岡は言う。
ハリル前監督から託された役割は、ゴールのお膳立てよりも得点だった。それは現所属先のアンデルレヒトと同じ。今季前半戦にプレーしていたベフェレンでは、ゲームメークなども求められていただけに、今回要求された役割に「違和感はなかった」という。