「フライボール革命」でHR量産 対抗手段は質の高いカーブ

公開日: 更新日:

 アストロズはこれらのデータ、数字がいかに有益かを早くから認識、それらを体系化し、実際のチームのオペレーションに限らず、編成、スカウティング、育成、さらには選手の契約期間や金額までをも決定するようなデータベースを作り上げた。

 ヒューストンはNASAに象徴される宇宙産業の街でもあるため、このデータベースは「Ground Control」と名付けられたともいわれるが、ルーノウGMがデビッド・ボウイのファンで、お気に入りの曲が「This is Ground Control to Major Tom」という歌詞で始まる「Space Oddity」であることの方がより大きな理由のようだ。

■監督の役割は劇的に変わっている

 知られたところではインディアンス、レッドソックス、カージナルスなども同様に優れたデータベースを持っている。

 ルーノウGMはアストロズの前にカージナルスのスカウト・育成部門で働いていた。その際、カージナルスのデータベース作成にも携わっていたが、15年には当時の同僚から「Ground Control」にハッキングされる事件が起こった。この事件はアメリカ連邦捜査局が捜査する大事件となり、ハッキングしたカージナルス職員は禁錮刑に。カージナルスには200万ドルとドラフト指名権のうち2枠をアストロズに譲り渡す裁定がMLBから下った。カージナルス職員がハッキングに及んだ経緯や理由はともかく、中身の濃いデータは罪を犯しても手に入れる価値があるということではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  4. 4

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  5. 5

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  1. 6

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  2. 7

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  3. 8

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

  4. 9

    カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露

  5. 10

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場