4241日ぶり白星が自信に 中日松坂「中6日ローテ入り」志願

公開日: 更新日:

「チームが苦しい時にこれだけたくさんの人が入ってくれる中で、久しぶりの勝利を味わうことができ、最高です」

 30日のDeNA戦に先発した中日松坂大輔(37)が6回1失点で西武時代の2006年以来12年ぶりに勝利を挙げた。ナゴヤドームには今季最多となる3万6606人が詰めかけ、笑顔で大歓声に応えた。

 日本復帰後最速の147キロをマークする一方で、8四死球を与えるなど再三ピンチを招いた。五回表終了時に森監督から降板を促されたが、松坂は「投げることしか考えてなかった」と自ら続投を直訴。粘りの投球で勝利を手繰り寄せた。「1勝してくれればいいなという感じで獲得した。十何年ぶりに同じユニホームを着て、あいつがドラゴンズのユニホームを着て1勝してくれた」と森監督も感慨に浸った。

 この1勝は本人にとって自信になっただろうが、あくまで通過点。「今後は間隔を詰めて投げたい」と話したように、ゆくゆくは先発ローテ入りし、中6日で先発登板することを目標に置いている。その意思はすでに首脳陣に伝えているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭