2000安打また足踏み 劣悪グラウンドにソフトB内川イライラ

公開日: 更新日:

 8日の県営大宮球場は、気温10度の上に冷たい雨が降りしきる最悪のコンディション。そんな泥だらけのグラウンドで“泣いた”のがソフトバンクの内川(35)だ。

 2000安打まで残り1本としながら、5日の試合を最後に足踏み。この日も5打数無安打と散々だった。

 八回に先制点を叩き出したものの、ヒットではなく、西武の三塁・外崎が打球をはじくエラー。これには内川も「人間なんで、多少期待はしてたけど」と、悔しがることしきりだった。希代の安打製造機がボテボテの当たりで公式記録員の判断に期待するのだから、記録への重圧がそれだけ大きい証拠である。

 打てない自分の不甲斐なさ、雨の地方球場でもわざわざ応援に来てくれた父親のこともあり、イライラが募ったのだろう。八回裏には泥だらけのグラウンドに腹を立て、審判に猛抗議をする場面もあった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…