新人で早くも5勝 オリ田嶋大樹は几帳面な典型的優等生
【寮生活】
二軍施設は2017年に神戸から大阪・舞洲に移転。グラウンドや寮、室内練習場など30億円規模で造られた。田嶋は寮「青濤館」の11畳の部屋で暮らす。一軍選手の門限はナイターがある日を除いて基本は24時(二軍選手は23時で休前日は24時)。宮田典計寮長は「田嶋は時間もきっちりしているし、手がかからない。典型的な優等生」と言う。
「部屋の窓が閉まっているかどうかをチェックして回るんですけど、田嶋の部屋はいつもきれいできちんと整理整頓されています。中には散らかっている部屋もありますから。田嶋ら一軍の寮生は、デーゲームのときは朝6時ごろに寮を出る。体を動かすなどして準備しているようです」
【同級生】
同級生同士で仲が良い。1月、同じ96年世代の宗佑磨らから、大阪でもつ鍋を囲む歓迎会を開いてもらった。先日も、宗、鈴木優の同学年3人で大阪城に出掛けたという。
「大阪城の近くでメシを食うことになって。観光って感じではないですけど、ライトアップされてきれいでした。お店ですか? オシャレなところに行きました。イタリアンとか? まあ、そんなところです(笑い)」
【初の大阪暮らし】
「大阪の人は温かいですね。僕は土地勘がなくて歩いている人に道を尋ねることもあるんですけど、すごく丁寧に教えてくれますし、気さくに『頑張って』と声をかけてくれることもあります」