巨額年俸をJリーグが一部負担か イニエスタ神戸入りの裏側
■DAZNがクレーム
「そもそも神戸のイニエスタ獲得には、Jに17年から10年総額2100億円の放映権料を払う動画配信サービス会社DAZNが関わっている。というのもDAZNは『巨額の放映権料を払っているのに魅力的な外国人選手がいない』と村井Jリーグチェアマンにクレームを入れている。そこで村井チェアマンが楽天の三木谷会長に泣き付き、ポドルスキ、イニエスタの獲得につながった。
いずれにしてもイニエスタの年俸は、J神戸の運営会社だけでまかなえるレベルではなく、楽天本体や複数の関連会社が、広告関連の予算を組んで年俸を補填するといわれている。さらにはJリーグが負担するという話もある。Jリーグには『観客動員などプロモーション活動に関する特別予算』があり、それで一部を肩代わりするみたいです」(前出の関係者)
記者会見で三木谷会長が「7400万ものSNSのフォロワー数を誇り、世界的に発信力と影響力のあるプレーヤーとして注目を集め続けています」とコメントしたが、楽天全体の広告塔として使い回せば「3年100億円」も安い買い物ということか――。