『龍が如く』が酷評。“クズ発覚”竹内涼真が「さわやかイケメン」から脱却する1つの方法

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コクハク

三吉彩花と破局で元カノとの過去も話題に

【「残念プロフェッショナル」の流儀】

 三吉彩花との破局スキャンダルや主演ドラマ『龍が如く』の酷評など、最近さんざんな竹内涼真。

 仮面ライダー俳優として一躍スターダムにのし上がった彼に、ネガティブな報道が続いていることについて、コラムニストでカウンセラーでもある堺屋大地さんはどのように分析しているのでしょうか。

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  ◇  ◇  ◇

竹内涼真(俳優・タレント、31歳)

『仮面ライダードライブ』でブレイクしたのに…
 ブランドイメージが損なわれるようなニュースが続いている竹内涼真様。まずはどうしてネガティブに報じられてしまっているのか、解説しておきましょう。

 交際中と噂だった三吉彩花さんとの破局報道は、普通ならそこまでマイナスな印象にならないものですが、涼真様の場合、元カノとの別れ方が影響しているのです。

 涼真様は以前、「ビズリーチ」のCMでお馴染みの吉谷彩子さんと交際しており、同棲までしていたらしいのですが、2020年、三吉さんに乗り換えるために吉谷さんを部屋から追い出したという泥沼破局報道が出ていたのです。

 2014年に『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)の主演で人気を博し、「さわやかイケメン」として売れていたため、同棲彼女を捨てて新彼女に乗り換えたクズ男というマイナスギャップが非常に大きかったのでしょう。

 せめてそのまま三吉さんと結婚していれば、純愛物語のように見てもらえたかもしれませんが、三吉さんとも破局して、かつてのクズエピソードが再燃しているというわけです。

『龍が如く』ファンから辛辣な声が続々

 プライベートの報道でケチがついていた涼真様に、追い打ちを掛けるように役者仕事でもケチがついてしまったのが、最新主演作であるAmazonオリジナルドラマ『龍が如く Beyond the Game』。

 伝説の極道を描いた人気ゲームシリーズ『龍が如く』の実写化のため、原作ゲームファンを中心に10月25日の配信前からその出来が不安視されていたのですが、配信後は前評判の悪さを覆すことができず酷評の嵐に…。

 設定やストーリーへの批判は俳優である涼真様にとっては気の毒なことです。

 …が、彼が演じた主人公・桐生一馬は、原作では胸板がぶ厚いマッチョ体型で、円熟した大人の色気がある激シブの漢(おとこ)。涼真様は原作の桐生に比べてだいぶ身体の線が細くベビーフェイス。

 涼真様もこの作品に向けてかなりの肉体改造に励んだそうなのですが、それでもイメージに合わなすぎて原作ファンから「キャラ崩壊」と揶揄され、失笑や怒りを買ってしまったのです。

「さわやかイケメン」の呪縛に抗うプロフェッショナル

 涼真様にとって『龍が如く』での酷評の嵐は残念な出来事でしたが、彼の進んでいるベクトルは間違っていないのではないでしょうか。なぜなら涼真様は“「さわやかイケメン」呪縛に抗うプロフェッショナル”だからです。

 前述したとおり涼真様は『仮面ライダー』主演のイメージを引っ提げ、「さわやかイケメン」枠でブレイクしたわけですが、そういった好青年キャラだけでは演技の幅が広がらず、役者として頭打ちになってしまうもの。

 あえて実名は挙げませんが、「さわやかイケメン」として売れたものの、すぐに世間から飽きられて消えていった俳優は枚挙にいとまがありません。

 ですから涼真様は「さわやかイケメン」の呪縛を打ち破るために、近年はダーク&ダーティな役柄にも積極的にチャレンジしているのです。

目指すは東出昌大や渡部建レベルのエグさ

 2021年の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)では、ゾンビの世界で生き抜くために狂気もはらんだ無骨なヒーローを好演。今年放送された木村拓哉さん主演のドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)では、いつもニコニコしているものの目が笑っておらず、何を考えているのかわからない得体の知れない不気味な刑事を怪演。そして『龍が如く』では、修羅の世界で生きる極道を演じました。

 それもこれも「さわやかイケメン」の呪縛から解き放たれるため。しかしプロ意識の高い涼真様は、“役を演じる”だけでは本当の意味でその呪縛から解放されることはないと、気付いてしまったのではないでしょうか。

 そう、だからリアル恋愛でクズに成りきることで、あえて素の自分のパブリックイメージまでもダーク&ダーティに染めようとしているに違いないのです! 私生活も犠牲にするなんて、なんてストイックなブランディングなのでしょう…!

 けれど、涼真様が本気で「さわやかイケメン」キャラをぶっ壊したいのであれば、まだまだ私生活の破天荒さが足りていないのでしょう。

 いま、涼真様に必要なのは、ハイリスク覚悟で東出昌大さんや渡部建さんぐらいにエグい大スキャンダルを、世に放つことなのかもしれません。

(堺屋大地/コラムニスト・ライター・カウンセラー)

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