阪神は昨年の株主総会で「今年(17年)優勝できなければフロントの大改革をお願いしたい」という株主の声があり、2位に終わったことで社長以下、球団上層部が交代した。
ただ、海外編成部門については近年、人事に大きな変化は見られない。「助っ人の失敗でいろいろ責任を取っていたら、フロントの職員がいなくなるよ」
とは、阪神OBだが、阪神の助っ人野手は目下、ロサリオのみ。昨年も野手はキャンベル一人で開幕したが、結果を残せず6月上旬に二軍落ち。慌ててロジャースを獲得するも、これまた不発だった。助っ人担当は今年、「平穏無事」というわけにはいかない。