巨人・内海が7回2失点の粘投 ゴロで分かる代え時と辞め時

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 この日、7回を投げ切った内海は、合計21アウトのうち、半分以上の11のアウトをゴロで奪った。持ち味を生かして直球、変化球を低めに集められたことになる。巨人投手陣は前日の試合で3発を浴びたが、西武打線に本塁打を許さなかったのも、打球に角度をつけさせず、「ゴロを打たせる」内海らしさが発揮された証拠である。トラックマンのデータがはじき出している以上、打球が上に上がり始めたら交代機ともいえる。

 最先端の分析機器には、昨年から集めた膨大なデータが蓄積されている。内海がこの先、ゴロを打たせられなくなったらどうなるか。今季はまだ1勝。あるいは「引退」も、機械が決めることになるかもしれない。

 試合は大城がプロ初のサヨナラ打。負ければ12年ぶりの8カード連続勝ち越しなしとなるところだったが、新人が振り払った。

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