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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

ユニクロの狙いは? フェデラーと“10年300億円契約”の意味

公開日: 更新日:

 サッカーW杯と同時進行のウィンブルドンも、連日の好天に恵まれ賑わっている。

 地元アンディ・マリーが手術後の大事を取って欠場したとはいえ、過去8度優勝の芝の帝王、ロジャー・フェデラーの華麗なプレーに紳士淑女は大満足だ。

 来月37歳になるフェデラーは春のクレーコートシーズンを回避、芝の季節に戻るや即刻優勝してV9への期待は膨らんでいる。

 今回は別の注目があった。大会前、永久契約といわれたナイキに代わりユニクロと契約というウワサが流れた。イニシャルRFをデザインしたロゴは世界に浸透し、直前まで否定する声が多かった。ウィンブルドンのセンターコートの開幕戦は前年覇者。初出場の内山靖崇によれば、試合前のロッカールームでもナイキのシャツを着ていたというロジャーが、ユニクロのロゴで現れた。

「長い付き合いになる。うれしいニュースだ」

 ユニクロと契約している錦織圭も歓迎した。

「日本の会社と契約してくれたのはうれしい。ま、ぼくにお金が入るわけではないけど(笑い)」

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