3年ぶり日本復帰 DeNA中後が語る日米環境の“天国と地獄”
――今は横浜が本拠地に。
「嫁の実家から車で通えています。すごく近いわけじゃないけど、(ホームのときは)だいぶ楽ですね」
――DeNAのチームには慣れた?
「中継ぎの選手もみんな仲が良い。三上(朋也)や武藤(祐太)は同い年なので仲良しですね。オレが仲良くしてあげているのか、向こうがしてくれているのか分からないけど」
――ここまで3試合に登板。1試合目は1回2失点と打たれた。
「でも、内容自体は1試合目の方が良かったという感触。ストライク先行でいけたので。2試合目はボールが先行して、結果的に苦し紛れの四球もあったので、そういう内容は修正していかないといけない」
――日本球界は3年ぶり。ボールや気候の違いは感じるか。
「もちろん、マウンド、ボール、気候も含めて全然違うので、慣れない部分もある。でも、それを言ったら打たれたときの言い訳になってしまう。(チームメートの)パットンもウィーランドも(海外から来たという条件が)同じだけど、そんなこと言わんでしょ? 確かに3年間いないと慣れないこともあるけど、もともとは日本(ロッテ)でやっていたわけですから、そのときの感覚に何とかコンディションを戻したい」
アメリカでの過酷な経験を日本で生かすことができるか。
(聞き手=中西悠子/日刊ゲンダイ)