スカウト高評価 木製バット対応“プロ並み”U18野手の名前
巨人が30日、スカウト会議を開いて、高校生の進路情報などを確認した。
ドラフトで甲子園準優勝投手の吉田輝星(金足農)を指名する可能性を聞かれた岡崎スカウト部長は、「プロ志望届を出した人しか指名できないわけだし、何とも言えない」とコメント。「粒ぞろい」といわれる今年の高校生をめぐる各球団の駆け引きはすでに始まっているようだ。
そんな逸材が集うU18日本代表がこの日、アジア選手権の試合会場となる宮崎のサンマリンスタジアム宮崎で練習をスタートした。
力強いキャッチボールを見せた吉田が「試合で投げるくらいの強度でやりました」と回復ぶりをアピールすれば、同じくドラ1候補の藤原(大阪桐蔭)はロングティーを志願。練習後は「いい感じで打てるようになった。体重を後ろに残して打つイメージです」と話した。
当初は30分ほどで切り上げる練習の予定が、選手たちの要望で約2時間に延びた。
■中村奨成と比べてもはるかに上
続々と宮崎入りしているプロ球団のスカウトの彼らに対する評価は日増しに上がっている。中でも高い評価をさらに上げているのが根尾(大阪桐蔭)、小園(報徳学園)、藤原の野手3人だ。